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化粧品に欠かせない!カルボキシメチルセルロースの働き

- カルボキシメチルセルロースとは?カルボキシメチルセルロースは、自然界に広く存在するセルロースを原料に作られる水溶性の物質です。セルロースは、植物の細胞壁を構成する主要な成分で、木材や綿花などに多く含まれています。このセルロースを化学的に処理することで、水に溶けやすく、様々な特性を持つカルボキシメチルセルロースが生まれます。 カルボキシメチルセルロースは、高い保湿力を有しており、肌に潤いを与え、乾燥を防ぐ効果が期待できます。そのため、化粧水や乳液、美容液など、様々な化粧品に配合されています。また、粘度を調整する効果も持ち合わせているため、とろみのあるテクスチャーを好む方には最適な成分と言えるでしょう。 安全性も高く、食品や医薬品にも広く利用されています。食品では、アイスクリームやドレッシングなどの増粘剤や安定剤として、医薬品では、錠剤の結合剤や懸濁剤として用いられています。 このように、カルボキシメチルセルロースは、私たちの身の回りで幅広く活躍している、大変有用な成分と言えるでしょう。
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トリートメント

細胞膜複合体配合!注目のヘアケア成分

- 髪内部を守る?細胞膜複合体とは あなたは「細胞膜複合体」という言葉を聞いたことがありますか? 最近、健康な髪を保つために欠かせない成分として注目を集めている成分です。 私たちの髪は、外側からキューティクル、毛皮質、毛髄質という3層構造になっています。 このうち、キューティクルは髪の表面を覆う透明な層で、外部からの刺激やダメージから髪を守り、ツヤと輝きを与えています。 毛皮質は髪の大部分を占める層で、髪の強度やハリ、コシを担っています。 そして、細胞膜複合体はこのキューティクルと毛皮質の間に存在する薄い膜のことです。 細胞膜複合体は、水分やタンパク質を髪の内部に閉じ込めておく、いわば「髪の保湿バリア」のような役割を担っています。 しかし、パーマやカラーリング、乾燥、紫外線などのダメージを受けると、この細胞膜複合体が壊れてしまい、水分やタンパク質が失われてしまいます。 その結果、髪のパサつき、枝毛、切れ毛、ツヤの低下といった様々な髪のトラブルを引き起こしてしまうのです。 細胞膜複合体を補修し、健やかな状態に保つことが、美しい髪を育むためにはとても重要なのです。
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その他

カルボキシメチルセルロース:化粧品への応用

- カルボキシメチルセルロースとはカルボキシメチルセルロースは、植物の細胞壁の主成分であるセルロースを原料に作られる水溶性の物質です。セルロースは、私たちにお馴染みの木材や紙の主成分であり、自然界に最も多く存在する有機化合物の一つです。このセルロースを化学的に処理することで、水に溶けやすく、様々な特性を持つカルボキシメチルセルロースが作られます。カルボキシメチルセルロースは、水に溶かすと高い粘り気を示すという特徴があります。そのため、食品や医薬品、化粧品など、様々な分野で増粘剤、乳化安定剤、成形剤などとして幅広く利用されています。化粧品においては、クリームや乳液、シャンプー、ヘアジェルなどに配合され、製品の粘度を調整したり、滑らかな使用感を与えたり、成分を均一に分散・安定させるなどの役割を担っています。カルボキシメチルセルロースは、安全性が高く、皮膚への刺激が少ないとされています。そのため、敏感肌の方でも安心して使用できる成分として、多くの化粧品に配合されています。
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トリートメント

細胞膜複合体で髪本来の美しさへ

- 髪内部を守る細胞膜複合体とは?私たちの髪の毛は、一見シンプルに見えますが、実はキューティクル、毛皮質、メデュラという3層構造でできています。そして、細胞膜複合体(CMC)はこのうち、キューティクルと毛皮質の間にある薄い層のことを指します。例えるなら、私たちの髪が家だとします。すると、キューティクルは家の外壁、毛皮質は内壁、そしてCMCは外壁と内壁の間にある断熱材のイメージです。断熱材が家の内部の温度を一定に保つのと同様に、CMCは髪内部の水分やタンパク質をしっかりと閉じ込め、潤いを保つ役割を担っています。このCMCが正常に機能していると、髪はみずみずしく、しなやかで、つややかな状態を保てます。しかし、パーマやカラーリング、紫外線、乾燥などのダメージを受けると、CMCは壊れやすくなってしまいます。その結果、髪内部の水分やタンパク質が流出しやすくなり、パサつき、枝毛、切れ毛などの原因に繋がってしまうのです。つまり、健康で美しい髪を保つためには、CMCを守ることが非常に重要と言えるでしょう。日々のヘアケアでは、CMCの構成成分であるセラミドやコレステロールなどを配合したトリートメントを使用したり、ドライヤーの熱から髪を守ったりするなど、ダメージを最小限に抑える工夫を心がけましょう。
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