顔色の秘密!ヘモグロビンと美肌の関係
私たちはよく「顔色がよい」「顔色が悪い」といった表現を使いますが、この顔色の良し悪しを大きく左右しているのが、血液中のヘモグロビンです。
ヘモグロビンは、血液の中で赤い色をしている赤血球に含まれるタンパク質の一種です。体内を循環するヘモグロビンの大きな役割は、肺から体中の細胞へ酸素を運ぶことです。
酸素をたっぷり含んだヘモグロビンは、鮮やかな赤色をしています。この赤い色が、皮膚の下にある毛細血管を通して透けて見えることで、私たちは健康的な赤い顔色に見えるのです。
反対に、貧血などでヘモグロビンが不足すると、顔色は青白く不健康な印象になってしまいます。
健康的な顔色を保つためには、鉄分を多く含む食品を積極的に摂ったり、バランスの取れた食事を心がけたりすることが大切です。また、適度な運動も、血液の循環を良くし、ヘモグロビンの生成を促す効果が期待できます。
日頃から自身の顔色に気を配り、顔色が悪い日が続く場合は、医療機関を受診するなどして、健康状態をチェックするようにしましょう。