体質

蒸し暑い季節になると、汗の量が気になってしまうことはありませんか？ 周りの人と比べて、自分が汗をかきすぎているように感じたら、それは「多汗症」の可能性があります。 多汗症とは、気温や運動など、本来であれば発汗するような状況ではなくても、過剰に汗をかいてしまう症状のことを指します。 誰でも緊張したり、運動したりすれば汗をかきますが、多汗症の場合は、日常生活に支障が出てしまうほどの量の汗が出てしまいます。 例えば、人と会うのが恥ずかしかったり、書類仕事で紙が汗で濡れてしまったり、洋服の汗染みが気になったりするなど、様々な場面で悩まされることになります。 特に、脇や手のひら、足の裏などは汗腺が多く、多汗症の症状が出やすい部位です。 これらの部位に症状が出てしまうと、握手をするのも躊躇ってしまったり、靴を脱ぐことに抵抗を感じてしまったりするなど、日常生活での行動にも影響が出てしまうことがあります。 もし、汗の量が多くて悩んでいる場合は、一人で抱え込まずに、専門医に相談してみることをおすすめします。