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ソープチップ
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- 石鹸の素?ソープチップとは
皆さんは「ソープチップ」という言葉を聞いたことがありますか?これは、私たちが普段何気なく使っている固形石鹸の、いわば「素」となる原料のことです。名前は聞き慣れないかもしれませんが、実は私たちの生活にとても身近な存在なんですよ。
ソープチップは、その名の通り、一見するとポテトチップスのような、薄くて軽いチップ状をしています。このチップの正体は、油脂とアルカリを反応させて作られる石鹸の成分を、乾燥させて使いやすい形に加工したものです。
では、このソープチップから、どのようにして私たちがよく知る固形石鹸が出来上がるのでしょうか?
まず、ベースとなるソープチップに、好みの香りを付けるための香料や、色鮮やかにするための色素などを加えていきます。そして、それらを混ぜ合わせ、練り込んでいきます。その後、しっかりと圧縮したり、型に流し込んで冷やし固めたりすることで、様々な形や色の固形石鹸が出来上がるのです。
つまり、ソープチップは、石鹸作りにおいて、香料や色素を加えて、自分好みのオリジナル石鹸を作ることのできる、まさに可能性を秘めた素材と言えるでしょう。
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石鹸のひみつ!ソープチップって?
私たちが毎日使う石鹸。その洗い心地の良さや香りに癒されることも多いですよね。でも、石鹸って一体どんなものからできているか、考えたことはありますか?実は、「ソープチップ」と呼ばれるものが、石鹸作りの基礎となっているんです。
ソープチップは、パーム油ややし油といった植物性の油脂を原料として作られます。これらの油脂には、炭素数12から18の飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸が含まれており、これが石鹸の洗浄力の源です。これらの油脂にアルカリを加えて化学反応を起こさせると、脂肪酸ナトリウムという物質が生まれます。これが石鹸の主成分です。この脂肪酸ナトリウムを精製し、乾燥させて小さなチップ状にしたものが、ソープチップと呼ばれています。
ソープチップは、いわば石鹸の素。そのままでは香りも使い心地も良くありませんが、このソープチップに、香り付けの香料や保湿成分、色素などを加えて練り上げることで、私たちがよく知る、様々な色や形の石鹸へと姿を変えるのです。
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