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髪の毛の構造と成分:毛皮質の役割

コスメを知りたい

先生、「毛皮質」って化粧品の成分によく入っているけど、そもそも何のことですか?

コスメ研究家

いい質問だね!「毛皮質」は、髪の毛の内部にある部分のことだよ。髪の毛を輪切りにすると、ちょうどドーナツの生地の部分にあたるのが毛皮質なんだ。

コスメを知りたい

髪の毛の内部ですか? どうしてそれが化粧品に入っているんですか?

コスメ研究家

毛皮質には、ケラチンというたんぱく質がたくさん含まれていて、これが髪の毛に強度を与えているんだ。だから、傷んだ髪を補修する効果が期待できるんだよ。

髪の毛の主要な構成要素

髪の毛の主要な構成要素

私たちの髪の毛は、一見シンプルな一本の繊維のように見えますが、実際にはいくつかの層が重なり合った、複雑な構造をしています。
その中心で重要な役割を担っているのが「毛皮質」と呼ばれる部分です。毛皮質は、例えるなら木の幹のように、髪の毛の土台となり、太さや強度を決める大切な役割を担っています。
髪の毛全体の約8割を占めているといわれており、この毛皮質の状態が、髪の毛のハリやコシ、さらには見た目にも大きく影響を与えます。

毛皮質は、主にタンパク質の一種である「ケラチン」という繊維状の物質で構成されています。このケラチン繊維が、ロープのようにしっかりと絡まり合いながら束になることで、髪の毛に強度と弾力を与えているのです。
しかし、このケラチンは、パーマやカラーリング、紫外線や乾燥などの外的ダメージを受けると、徐々に変化し、壊れてしまうことがあります。
その結果、髪の毛がパサついたり、切れやすくなったり、枝毛が増えたりと、様々な髪のトラブルを引き起こしてしまうのです。
美しい髪を保つためには、この毛皮質を健やかに保つことが非常に重要と言えるでしょう。

部位 説明
毛皮質
  • 髪の毛の中心部にある、木の幹のような役割を持つ層。
  • 髪の毛全体の約8割を占める。
  • 髪の毛の太さや強度、ハリやコシ、見た目に影響を与える。
  • 主にケラチンというタンパク質で構成されている。
ケラチン
  • 毛皮質を構成する、繊維状のタンパク質。
  • ロープのように絡まり合い、髪の毛に強度と弾力を与える。
  • パーマ、カラーリング、紫外線、乾燥などのダメージを受けると壊れる。
  • ケラチンが壊れると、髪の毛のパサつき、切れ毛、枝毛などのトラブルが起こる。

毛皮質を構成するケラチン線維

毛皮質を構成するケラチン線維

髪の毛の太さや強さ、色艶などを決める重要な部分である毛皮質。この毛皮質をさらに細かく見ていくと、繊維状のタンパク質が集まってできていることが分かります。この繊維状のタンパク質は「ケラチン線維」と呼ばれ、髪の毛に強度と弾力を与える重要な役割を担っています。

ケラチン線維は、アミノ酸という小さな単位が鎖のように長くつながってできた高分子化合物です。そして、このケラチン線維には、シスチンという種類のアミノ酸が多く含まれています。シスチンは、隣り合うケラチン線維同士を結びつける性質があり、毛髪全体の強度を高めるために重要な役割を果たしています。

例えるなら、ケラチン線維は一本一本が細い糸のようなもので、シスチンはその糸と糸を結びつける接着剤のようなものです。たくさんの糸が接着剤でしっかりと結びつけられることで、強くしなやかなロープのように仕上がるように、毛髪もシスチンによってケラチン線維同士がしっかりと結びつくことで、強度と弾力性を持ち合わせているのです。

要素 説明 役割
毛皮質 髪の毛の太さや強さ、色艶などを決める重要な部分 髪の毛の強度と弾力を決める
ケラチン線維 繊維状のタンパク質。
アミノ酸が鎖のように長くつながってできている。
髪の毛に強度と弾力を与える
シスチン ケラチン線維に多く含まれるアミノ酸 隣り合うケラチン線維同士を結びつけ、毛髪全体の強度を高める

髪の色の決め手となるメラニン色素

髪の色の決め手となるメラニン色素

私たちの髪の色は、毛髪の内部にある「メラニン色素」によって決まります。このメラニン色素には、黒色の「ユーメラニン」と黄色の「フェオメラニン」の二種類が存在します。

髪の色は、この二種類のメラニン色素の量と割合によって、実に多様なバリエーションを生み出します。ユーメラニンの量が多い人は黒髪に、フェオメラニンの量が多い人は金髪になります。茶髪の人は、ユーメラニンとフェオメラニンの両方がバランスよく含まれている状態です。

メラニン色素は、髪に色を与えるだけでなく、紫外線から髪を守るという大切な役割も担っています。メラニン色素は、紫外線を吸収し、髪内部へのダメージを防いでくれます。

そのため、メラニン色素が少ない、つまり髪の色素が薄い人は、紫外線の影響を受けやすく、髪が傷みやすい傾向にあります。紫外線による髪のダメージは、枝毛や切れ毛、パサつきなどの原因となります。

生まれ持った髪の色は変えられませんが、ヘアケアや紫外線対策をしっかり行うことで、美しい髪を保つように心がけましょう。

メラニン色素の種類 髪への影響
ユーメラニン 黒色 量が多いと黒髪になる
フェオメラニン 黄色 量が多いと金髪になる

項目 内容
メラニン色素の役割 髪に色を与える、紫外線から髪を守る
メラニン色素が少ない場合の影響 紫外線の影響を受けやすく、髪が傷みやすい(枝毛、切れ毛、パサつきの原因)
美しい髪を保つために ヘアケア、紫外線対策

毛皮質を健やかに保つために

毛皮質を健やかに保つために

髪は私たちの印象を大きく左右する、大切な要素の一つです。そして、髪の美しさを決定づける上で重要な役割を担っているのが「毛皮質」です。毛皮質は、髪の内部にあり、髪の約8割を占めていると言われています。水分やタンパク質、脂質などを豊富に含み、髪の強度や弾力、色艶などを保つ役割を担っています。

しかし、この毛皮質は、日々様々なダメージにさらされています。毎日のシャンプーやブラッシング、ドライヤーの熱、パーマやカラーリングなどの薬品、そして紫外線や乾燥などの外的要因…。これらの影響によって毛皮質は傷つきやすく、その結果、枝毛や切れ毛、パサつき、ツヤの低下といった髪のトラブルを引き起こしてしまうのです。

これらのトラブルを防ぎ、いつまでも若々しく美しい髪を保つためには、毛皮質を健やかに保つための適切なヘアケアが欠かせません。栄養分を補給するヘアトリートメントの使用や、ドライヤーの熱から髪を守るヒートプロテクトスプレーの使用、そして紫外線対策など、毎日の積み重ねが未来の美しい髪へと繋がります。

まずはご自身の髪の状態を知り、必要なケアを見極めることから始めてみましょう。

髪の構成要素 特徴 ダメージ要因 対策
毛皮質 ・髪の内部にあり、約8割を占める
・水分、タンパク質、脂質を豊富に含む
・髪の強度、弾力、色艶などを保つ
・毎日のシャンプーやブラッシング
・ドライヤーの熱
・パーマやカラーリングなどの薬品
・紫外線や乾燥
・栄養分を補給するヘアトリートメントの使用
・ドライヤーの熱から髪を守るヒートプロテクトスプレーの使用
・紫外線対策