ファンデーション

コントロールカラーを使いこなして、ワンランク上のベースメイクを

コスメを知りたい

先生、コントロールカラーって、ファンデーションと何がいちばん違うんですか?

コスメ研究家

いい質問ですね! ファンデーションは、肌の色ムラを均一に整えて、肌をきれいに見せるためのものですよね。コントロールカラーは、ファンデーションの前に使うことで、ファンデーションだけではカバーしきれない肌の悩みを補正して、もっと肌を美しく見せるためのものなんですよ。

コスメを知りたい

へえー!じゃあ、コントロールカラーを使うと、もっと肌がきれいになるんですか?

コスメ研究家

その通りです!例えば、赤みが気になる人は緑色のコントロールカラーを使うと、赤みを打ち消して透明感のある肌に見せることができます。このように、自分の肌の悩みに合わせて色を選ぶことで、より効果的に肌を補正することができるんです。

肌の悩みを色で解決!コントロールカラーの基本

肌の悩みを色で解決!コントロールカラーの基本

ベースメイクの仕上がりを左右する肌の色ムラ。ファンデーションだけでは隠し切れない悩みを解決してくれるのがコントロールカラーです。

コントロールカラーは、肌の色の悩みを補正し、均一で美しい肌色に整えるための化粧品です。グリーンやブルー、パープル、ピンクなど、様々な色が販売されており、色によって効果が異なります。自分の肌悩みに合わせて適切な色を選びましょう。

例えば、赤みを隠したい場合はグリーン、青クマが気になる場合はオレンジ、顔色を明るく見せたい場合はピンクやパープルがおすすめです。

コントロールカラーは、ファンデーションを塗る前に、気になる部分に少量を薄く伸ばしてなじませます。顔全体に使用するのではなく、部分的に使用するのがポイントです。

コントロールカラーを効果的に使うことで、透明感のあるナチュラルなベースメイクに仕上がります。自分の肌悩みに合わせて、ぜひコントロールカラーを取り入れてみてください。

肌悩み コントロールカラー 効果
赤みを隠したい グリーン 赤みを打ち消し、均一な肌色に
青クマが気になる オレンジ 青クマをカバーし、明るい印象に
顔色を明るく見せたい ピンク
パープル
血色感をプラスし、華やかな印象に

赤みを消して透明感を出すならグリーン

赤みを消して透明感を出すならグリーン

顔色が悪く見えたり、肌にムラがあると感じることはありませんか?そんな悩みをお持ちの方におすすめなのが、グリーンのコントロールカラーです。
コントロールカラーとは、肌の赤みや黄ぐすみなどをカバーし、均一な肌トーンに整える化粧下地のこと。
特にグリーンは、赤色の反対色にあたります。
反対色は、互いの色味を打ち消し合う効果があるため、ニキビ跡や赤ら顔、毛細血管の透けが気になる部分を自然にカバーしてくれるのです。

使い方は簡単です。ファンデーションの前に、少量のグリーンコントロールカラーを指先に取り、気になる部分に優しく叩き込むようになじませます。
この時、一度にたくさん塗ってしまうと、白浮きしてしまう可能性があるので注意が必要です。
全体に塗り広げるのではなく、赤みが気になる部分に部分的に使うのがポイントです。
その後、ファンデーションを重ねれば、赤みの目立たない、透明感のある自然な仕上がりになります。

コントロールカラー(グリーン) 効果 使い方
グリーン 赤色の反対色なので、赤みを打ち消して肌のトーンを均一にしてくれる効果がある。
ニキビ跡や赤ら顔、毛細血管の透けをカバー。
ファンデーションの前に、少量を指先に取り、気になる部分に優しく叩き込む。
一度にたくさん塗ると白浮きする可能性があるので注意。
赤みが気になる部分に部分的に使うのがポイント。

青クマやくすみにはイエローやオレンジを

青クマやくすみにはイエローやオレンジを

目の下に青っぽく影ってしまう「青クマ」や、茶色っぽいくすみでお悩みの方はいらっしゃいませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが、イエローやオレンジといった色のコントロールカラーです。

イエローは、青色の反対の色にあたります。反対の色を重ねることで、色が打ち消し合い、肌の色ムラを補正してくれるのです。
つまり、青クマにイエローのコントロールカラーを重ねることで、青みが消え、目元が明るく華やかな印象になります。

一方オレンジは、血色感を与えたいときに効果的な色です。
くすんでどんよりとした肌色も、オレンジのコントロールカラーを使うことで、パッと明るく、健康的な印象の肌に仕上げることができます。

コントロールカラーは、ファンデーションの前に、気になる部分にだけ、少量を薄く伸ばして使いましょう。
自分の肌悩みに合わせて、イエローやオレンジなどのコントロールカラーを上手に活用してみて下さい。

クマの色 コントロールカラーの色 効果
青クマ イエロー 青みを打ち消し、目元を明るく華やかにする
茶クマ(くすみ) オレンジ 血色感を与え、肌を明るく健康的な印象にする

血色感をプラスするならピンクやパープル

血色感をプラスするならピンクやパープル

顔色が悪く、血色が足りないと感じている方は少なくないのではないでしょうか。そんな悩みをお持ちの方におすすめなのが、ピンクやパープルのチークやハイライトです。

ピンクは、肌に自然な血色感を与え、顔全体を華やかに、明るい印象に見せてくれます。特に、青みピンクは肌の透明感を引き出し、上品な仕上がりになります。

一方、パープルは、黄ぐすみを抑え、透明感を引き出す効果があります。肌のくすみが気になる方や、透明感をアップさせたい方におすすめです。

どちらの色も、頬の高い位置や、顔の中心に少量を乗せることで、立体感のある明るい顔立ちを作ることができます。

チークやハイライトは、少量でも効果を発揮するので、まずは少しずつ試してみて、自分に合った色や量を見つけていきましょう。

効果 おすすめの人
ピンク 自然な血色感、華やかで明るい印象、透明感
(特に青みピンクは透明感アップ)
血色が足りない方、顔色を明るく見せたい方
パープル 黄ぐすみ抑制、透明感アップ くすみが気になる方、透明感をアップさせたい方

ハイライト効果で立体感を演出

ハイライト効果で立体感を演出

顔に光と影を作り出すことで、まるで彫刻のようなメリハリを表現できるお化粧。
その中でも、明るい色を使って高く見せたい部分に光を集める役割をするのが「ハイライト」です。
白いコントロールカラーは、このハイライト効果を狙いたい部分に使うのに最適です。

額から鼻筋にかけてのTゾーンは顔の中心であり、顔の印象を大きく左右する部分です。
ここにハイライトを入れることで、顔全体に立体感が生まれ、鼻筋が通って高く、額が丸く立体的に見える効果が期待できます。

目の下のくぼみは、影になりやすく、疲れた印象や老けた印象を与えてしまいがちです。
ここにハイライトを入れることで、光が反射して明るく見え、クマやシワを目立たなくする効果も期待できます。

あご先は、顔の一番下の部分で、ここがシャープだと顔が引き締まって見えます。
また、あご先にハイライトを入れると、顔が小さく見える効果も期待できます。

顔全体に少量を薄く伸ばすと、肌全体がワントーン明るくなり、透明感のある肌に見せる効果も期待できます。
しかし、つけすぎると、顔全体が白っぽくなってしまい、不自然な仕上がりになってしまうこともあるので注意が必要です。

コントロールカラーは、少量ずつ、指で軽く叩き込むようにして馴染ませるのがポイントです。
自分の骨格や肌の色に合わせて、上手に取り入れてみましょう。

部位 ハイライト効果
額から鼻筋にかけてのTゾーン ・顔全体に立体感が生まれる
・鼻筋が通って高く、額が丸く立体的に見える
目の下のくぼみ ・光が反射して明るく見え、クマやシワを目立たなくする
あご先 ・顔が引き締まって見える
・顔が小さく見える
顔全体 ・肌全体がワントーン明るくなり、透明感のある肌に見せる
※つけすぎると、顔全体が白っぽくなってしまい、不自然な仕上がりになってしまうので注意