コスメを知りたい
先生、アイシャドウで使う『ミディアムカラー』ってどんな色のことですか?
コスメ研究家
いい質問だね! 目の周りの骨のあたりにぼかして入れることが多い色で、まぶた全体に使うベースカラーと、目の際に締め色として入れる濃い色の、中間色のことだよ。
コスメを知りたい
中間色…。ぼんやりしていて、どんな色かイメージがわきません。
コスメ研究家
例えば、明るい茶色をベースカラーに、濃い茶色を締め色に使うなら、ミディアムカラーは、その間にある中間的な茶色になるよ。 肌の色にもよるけど、薄いオレンジ色や薄いピンク色を使う人もいるよ。
ミディアムカラーとは
– ミディアムカラーとは?
ミディアムカラーとは、その名の通り「中間色」のことを指します。明るい色と暗い色の間に位置する、いわば「中間の明るさ」を持つ色のことを言います。
このミディアムカラー、特にアイシャドウにおいては重要な役割を担っています。アイシャドウで美しいグラデーションを作る際に、このミディアムカラーが明るい色と暗い色を滑らかに繋ぐ役割を果たしてくれるのです。
例えば、ブラウン系のアイシャドウでグラデーションを作る場合を考えてみましょう。薄いベージュをまぶた全体に塗った後、濃いブラウンを目の際に塗ったとします。この時、薄いベージュと濃いブラウンの間に何も塗らないと、色の境目がハッキリとしてしまい、不自然な印象を与えかねません。
そこで活躍するのがミディアムカラーです。薄いベージュと濃いブラウンの間に、例えば中間色のブラウンを塗ることで、色の濃淡が自然につながり、奥行きと立体感のある目元を演出することができるのです。
このように、ミディアムカラーは自然で美しいメイクに欠かせない色と言えるでしょう。
要素 | 説明 |
---|---|
ミディアムカラー | 明るい色と暗い色の間に位置する中間色 |
アイシャドウにおける役割 | 明るい色と暗い色を滑らかに繋ぎ、自然なグラデーションを作る |
使用例 | 薄いベージュ(明るい色)と濃いブラウン(暗い色)の間にミディアムブラウン(中間色)を塗ることで、自然な奥行きと立体感を演出 |
アイメイクでの活用術
– アイメイクでの活用術
アイメイクに中間色を取り入れると、深みのある印象的な目元を作ることができます。
まぶた全体にぼかしてベースカラーとして使うと、後から重ねるアイシャドウの色がなじみやすくなるだけでなく、まぶたのくすみをカバーして明るい印象に見せる効果も期待できます。
二重の方であれば、二重幅に重ねて陰影をつけることで、立体感のある目元を演出できます。
また、目尻にポイントとして入れると、目元が引き締まって見え、切れ長の涼しげな印象を与えることも可能です。
中間色は、アイシャドウの締め色やハイライトカラーを引き立てる役割も担います。
例えば、締め色が濃すぎる場合は、締め色と肌の境目に中間色を軽く重ねることで、色の境目をぼかして自然なグラデーションを作ることができます。
中間色を選ぶ際には、自分の肌色に合った色を選ぶことが重要です。
一般的に、黄みよりの肌色の方には茶色やオレンジ色が、青みよりの肌色の方にはピンク系の色がなじみやすいと言われています。
自分に似合う色を見つけて、ぜひアイメイクに取り入れてみてください。
アイメイク活用術 | 効果 |
---|---|
まぶた全体にぼかしてベースカラーとして使う | ・後のアイシャドウがなじみやすくなる ・まぶたのくすみをカバーして明るい印象に |
二重幅に重ねて陰影をつける | 立体感のある目元を演出 |
目尻にポイントとして入れる | 目元を引き締めて、切れ長の涼しげな印象に |
締め色と肌の境目に重ねる | 色の境目をぼかして自然なグラデーションに |
多彩な質感のミディアムカラー
近年人気を集めている、中間色のアイシャドウ。
実は、パウダーやクリーム、リキッドなど、様々な質感のものが販売されていることをご存知ですか?
質感によって仕上がりの印象がガラリと変わるのも、ミディアムカラーアイシャドウの魅力の一つです。
例えば、マットな質感のアイシャドウは、まぶたに自然な陰影を与え、落ち着いた印象に仕上げたいときに最適です。
一方、ラメやパール入りのアイシャドウは、まぶたに華やかさをプラスし、華やかな印象を与えたいときにおすすめです。
また、質感によってアイシャドウの持ちの良さも変わってきます。
一般的に、パウダータイプはサラッとした軽い使い心地で、クリームタイプはしっとりとした使い心地です。
リキッドタイプは、まぶたに密着し、ツヤのある仕上がりになるのが特徴です。
このように、ミディアムカラーアイシャドウは、質感によって仕上がりの印象や持ちの良さが大きく異なります。
なりたいイメージやシーン、また、自分の肌質や好みに合わせて、ぴったりの質感のものを選びましょう!
質感 | 仕上がり | 持ち | その他 |
---|---|---|---|
マット | 自然な陰影、落ち着いた印象 | – | – |
ラメ・パール入り | 華やか | – | – |
パウダー | – | サラッとした軽い使い心地 | – |
クリーム | – | しっとりとした使い心地 | – |
リキッド | ツヤのある仕上がり | 密着感 | – |
自分に似合う色を見つけよう
– 自分に似合う色を見つけよう
アイシャドウなどに使う中間色のことをミディアムカラーと呼びますが、肌の色や瞳の色によって、似合う色が異なることをご存知ですか?
ひとえにブラウンと言っても、黄みがかったもの、赤みがかったもの、グレーに近いものなど、様々な種類があります。
自分に似合うミディアムカラーを見つけるには、パーソナルカラーを参考にするのがおすすめです。
パーソナルカラーとは、肌や瞳、髪の色などから判断する、その人に似合う色のグループのこと。
大きく分けて、イエローベース(イエベ)とブルーベース(ブルベ)の二つに分類されます。
イエベさんは、温かみのある色が得意です。
ミディアムカラーなら、イエローベースの肌に馴染みやすい、ブラウンやオレンジ系の色がおすすめ。
ゴールドのラメが入ったアイシャドウなども、肌に自然な輝きを与えてくれます。
一方、ブルベさんは、青みを含んだ涼しげな色が得意です。
ミディアムカラーなら、ピンク系やパープル系の色を選ぶと、肌の色と調和して、透明感のある目元を作ることができます。
パーソナルカラーはあくまで目安なので、いろいろ試してみて、しっくりくる色を見つけることが大切です。
自分に似合うミディアムカラーを見つけて、ワンランク上のアイメイクを目指しましょう。
パーソナルカラー | 似合う色 | おすすめミディアムカラー |
---|---|---|
イエローベース(イエベ) | 温かみのある色 | ブラウン、オレンジ系 |
ブルーベース(ブルベ) | 青みを含んだ涼しげな色 | ピンク系、パープル系 |