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もうJOISで検索できない!?化粧品成分の探し方をご紹介

コスメを知りたい

先生、「化粧品成分『JOIS』について」教えてください。

コスメ研究家

化粧品成分に「JOIS」というものはありませんよ。もしかして、それは科学技術に関するデータベースのことかな?

コスメを知りたい

はい、そうです!データベースについて調べていたら「JOIS」が出てきました。

コスメ研究家

なるほど。「JOIS」は、日本の科学技術情報を集めたデータベースだったんだけど、今は「J-GLOBAL」というサービスに引き継がれているんだ。化粧品成分とは関係ないね。

化粧品成分探しの強い味方、JOIS

化粧品成分探しの強い味方、JOIS

毎日のように使う化粧品ですが、裏側の成分表示を見ると、カタカナで書かれた見慣れない成分名がずらりと並んでいて、一体自分の肌に何を使っているのか不安になることはありませんか?
そんな時に役立つのが「JOIS」です。
「JOIS」は、かつて独立行政法人 科学技術振興機構が提供していた科学技術データベースです。
約9,000万件にも及ぶ膨大な科学技術文献情報や化合物情報などが登録されており、化粧品の成分調査をする際にも、多くの研究者や学生が活用していました。
そのため、化粧品成分について深く知りたいと考える人にとって、JOISは心強い味方だったのです。

しかし、JOISは2022年3月31日をもってサービスを終了しました。
長年、研究者や学生を支え、多くの化粧品開発にも貢献してきたJOISの終了は、私たちにとって大きな痛手と言えるでしょう。
JOISに代わるような、信頼性の高い化粧品成分データベースの登場が待たれます。

データベース名 概要 状況
JOIS 科学技術振興機構が提供していた科学技術データベース。化粧品成分を含む、約9,000万件の科学技術文献情報や化合物情報を収録。 2022年3月31日サービス終了

JOISの終焉と新たな情報源

JOISの終焉と新たな情報源

1997年、それまで限られた場所でしか利用できなかったJOISが、誰でも簡単に情報検索ができるEnjoyJOISというWeb版サービスとなって登場しました。この進化は、多くの人々に最新の学術情報へのアクセスをもたらし、研究活動の幅を大きく広げました。しかし、時代の流れとともに情報技術はめまぐるしく発展し、JOISは2022年3月31日をもって、その長い歴史に幕を下ろすこととなりました。長年使い慣れたサービスの終了に、多くの利用者が惜しむ声をあげました。

しかし、JOISの精神は、後継サービスであるJ-GLOBALへと受け継がれています。JOISが培ってきた膨大なデータベースを土台として、J-GLOBALはさらに進化を遂げました。より使いやすく、より多くの情報を網羅することで、研究者や学生の活動を力強く支えています。JOISの灯は消えることなく、J-GLOBALとして、これからも日本の学術研究を支える重要な役割を担っていくでしょう。

サービス名 提供期間 説明
JOIS ~2022年3月31日 限られた場所でしか利用できなかったが、EnjoyJOISというWeb版サービスの登場により、誰でも簡単に情報検索ができるようになった。
J-GLOBAL 2022年4月~ JOISの後継サービス。JOISのデータベースを基に、より使いやすく、より多くの情報を網羅している。

化粧品成分を調べるには

化粧品成分を調べるには

毎日のように使う化粧品。でも、その中には一体どんな成分が含まれているか、気にしたことはありますか?実は、化粧品の成分を調べることは、自分の肌に合った製品選びや、安心して使い続けるためにとても大切なんです。

化粧品成分を調べる方法の一つに、「J-GLOBAL」というデータベースがあります。これは、様々な科学技術情報を検索できる便利なツールですが、専門的な内容も多く、使いこなすには少しコツが必要かもしれません。

もっと手軽に成分について知りたい場合は、化粧品メーカーのホームページを見てみましょう。多くのメーカーが、自社製品に使用している成分について、分かりやすく解説しています。また、成分の効能や安全性に関する情報も掲載されているので、商品を選ぶ際の参考になります。

さらに深く知りたい場合は、化粧品成分専門のデータベースを利用するのも良いでしょう。これらのデータベースでは、成分名を入力するだけで、その成分の特徴や安全性に関する詳細な情報を得ることができます。

化粧品は、美しくなるためのアイテムであると同時に、私たちの肌に直接触れるものです。成分について正しい知識を身につけることで、より安全に、そして効果的に、美しさを追求していきましょう。

方法 詳細 メリット デメリット
J-GLOBALを利用 様々な科学技術情報を検索できるデータベース 幅広い情報を得られる 専門性が高く、使いこなすのが難しい
化粧品メーカーのホームページを見る 自社製品に使用している成分について解説 分かりやすく情報を得られる、効能や安全性に関する情報も得られる 特定のメーカーの情報に限られる
化粧品成分専門のデータベースを利用 成分名を入力すると詳細な情報を得られる 成分の特徴や安全性に関する詳細な情報を得られる 専門用語が多く、理解が難しい場合もある