コスメを知りたい
先生、プレスドパウダーって、要するに粉おしろいのことですよね?
コスメ研究家
そうだね。粉おしろいをぎゅっと固めたものがプレスドパウダーだよ。持ち運びしやすいように、コンパクトに入っていることが多いね。
コスメを知りたい
粉おしろいと同じなら、粉おしろいを使わなくても大丈夫ってことですか?
コスメ研究家
う~ん、ほとんど同じだけど、固めるために少し油分が多いんだ。だから、仕上がりの感じや肌への影響は少し違うかな。どちらが良いかは、自分の肌質や仕上がりの好みで選んでみてね。
プレストパウダーとは
– プレストパウダーとは?プレストパウダーは、粉状のファンデーションやフェイスパウダーを、ぎゅっと押し固めてコンパクトなケースに入れた化粧品のことです。その名の通り、粉をプレスして固めた状態であることから「プレスト」パウダーと呼ばれています。プレストパウダーの魅力は、なんといっても持ち運びに便利な点です。粉が飛び散りにくく、外出先でも手軽にメイク直しをすることができます。コンパクトケースに入っているものが多いため、バッグやポーチに入れてもかさばらず、いつでもどこでもサッと取り出して使うことができます。プレストパウダーには、ファンデーションの役割を果たすものと、仕上げに使うフェイスパウダータイプのものがあります。ファンデーションタイプは、カバー力があり、化粧崩れを防ぎながら肌のトーンを整えてくれます。一方、フェイスパウダータイプは、ファンデーションの上から重ねることで、テカリを抑えたり、メイクを長持ちさせたりする効果があります。プレストパウダーは、その手軽さから、メイク直しだけでなく、朝のメイクにもぴったりです。忙しい朝でも、プレストパウダーをサッとひと塗りするだけで、簡単にベースメイクを仕上げることができます。 また、パフやブラシで塗布することで、ナチュラルな仕上がりからしっかりとしたカバー力のある仕上がりまで、自分の好みに合わせて調整できるのも嬉しいポイントです。
種類 | 特徴 | 効果 |
---|---|---|
プレストパウダー(ファンデーションタイプ) | カバー力がある | 化粧崩れを防ぎながら肌のトーンを整える |
プレストパウダー(フェイスパウダータイプ) | ファンデーションの上から重ねる | テカリを抑え、メイクを長持ちさせる |
様々な種類と仕上がり
ベースメイクの仕上げに欠かせないプレストパウダー。
一言でプレストパウダーといっても、その種類や仕上がりは実にさまざまです。
自分の肌に合った、そしてなりたい仕上がりに合ったアイテム選びが、美しい肌への近道と言えるでしょう。
まず、カバー力を求めるなら、マットな仕上がりのものがおすすめです。
毛穴や色ムラをしっかりとカバーし、陶器のようななめらかな肌に仕上げてくれます。
一方、ナチュラルメイク派さんや、素肌感を残したいという方には、透明感のある仕上がりのものがぴったりです。
肌に軽くのせるだけで、テカリやベタつきを抑え、透明感をプラスしてくれます。
また、ツヤ肌に仕上げたい場合は、パールやラメの入ったタイプがおすすめです。
肌に上品な輝きを与え、華やかな印象を与えてくれます。
このように、プレストパウダーは種類によって仕上がりが大きく異なります。
自分の肌質や仕上がりの好み、そしてTPOに合わせて、最適なものを選びましょう。
種類 | 仕上がり | 特徴 | おすすめの人 |
---|---|---|---|
マットタイプ | マット | 毛穴・色ムラカバー、陶器肌 | カバー力を求める人 |
透明タイプ | 透明感 | テカリ・ベタつきを抑える、素肌感 | ナチュラルメイク派、素肌感を残したい人 |
パール・ラメ入りタイプ | ツヤ | 上品な輝き、華やか | ツヤ肌に仕上げたい人 |
主な成分
– 主な成分
プレストパウダーは、粉状のフェイスパウダーを固形状にしたもので、その主な成分は粉白粉とほぼ同じです。しかし、粉状のものを固めるために、粉白粉よりも多くの油性成分が含まれています。
プレストパウダーに含まれる油性成分には、スクワランやホホバオイル、ワセリンなどがあり、これらが肌への密着力を高め、化粧持ちを良くする効果があります。そのため、粉白粉に比べて、プレストパウダーは肌に塗布すると、粉っぽさが少なく、自然な仕上がりになるという特徴があります。また、皮脂を吸収する効果も高いため、化粧崩れを防ぎ、長時間美しい仕上がりが持続するというメリットもあります。
一方、油分が多いということは、肌質によっては注意が必要です。乾燥肌の人は、油分が肌の水分を奪い、乾燥を悪化させてしまう可能性があります。そのため、乾燥肌の人は、プレストパウダーを使う前に、しっかりと保湿をすることが大切です。また、油性肌の人は、油分が多すぎると、テカリやベタつきの原因になる可能性があります。自分の肌質に合ったプレストパウダーを選ぶようにしましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
成分 | 粉白粉とほぼ同じ + スクワラン、ホホバオイル、ワセリンなどの油性成分 |
メリット | – 肌への密着力が高い – 化粧持ちが良い – 自然な仕上がり – 皮脂吸収効果が高い – 化粧崩れ防止効果が高い |
デメリット | – 乾燥肌の人は乾燥を悪化させる可能性がある – 油性肌の人はテカリやベタつきの原因になる可能性がある |
注意点 | – 乾燥肌の人は保湿してから使用すること – 自分の肌質に合ったものを選ぶこと |
紫外線対策も
近年、紫外線による肌への悪影響が広く知られるようになり、日焼け止めなどで対策をする人が増えています。日焼け止め以外にも、ファンデーションや化粧下地など、様々な化粧品に紫外線カット効果が期待できる成分が配合されるようになりました。
中でも注目されているのが、プレストパウダーです。プレストパウダーは、粉状のファンデーションを固めたもので、手軽に肌のトーンアップやテカリを抑える効果があります。最近では、このプレストパウダーに、紫外線を跳ね返す効果のある二酸化チタンや酸化亜鉛などの成分が配合されているものが増えています。
これらの成分を含むプレストパウダーを選ぶことで、メイク直しと同時に紫外線対策の強化も期待できます。商品を選ぶ際には、パッケージに記載されているSPF値やPA値を確認しましょう。SPF値は紫外線B波を、PA値は紫外線A波を防ぐ効果を示します。
ただし、プレストパウダーだけで完全に紫外線を防ぐことは難しいです。日焼け止めと併用し、こまめな塗り直しを心がけることで、より効果的に紫外線から肌を守ることができます。
化粧品 | 特徴 | 効果 |
---|---|---|
日焼け止め | 紫外線から肌を守る | 紫外線A波、紫外線B波をカット |
ファンデーション、化粧下地 | ベースメイクとして使用 紫外線カット成分配合のものも |
紫外線A波、紫外線B波をカット(商品による) |
プレストパウダー | 粉状のファンデーション 手軽にメイク直しができる |
肌のトーンアップ、テカリを抑える 紫外線A波、紫外線B波をカット(商品による) |
使い方
– プレストパウダーの使い方プレストパウダーは、その名の通り粉状のものが固められたお化粧品です。コンパクトで携帯しやすく、ふんわりとした仕上がりになるのが特徴です。上手に使うことで、化粧崩れを防ぎ、美しい肌を長時間保つことができます。プレストパウダーを使うタイミングは、主にファンデーションの後です。 ベースメイクの仕上げとして、顔全体に軽くのせることで、ファンデーションを密着させ、テカリや化粧崩れを防ぎます。パフを使う場合は、パフに適量を含ませ、肌の上を優しく滑らせるように塗布します。ブラシを使う場合は、ブラシに適量を含ませ、くるくると円を描くように肌に乗せていきます。部分的に使うことも可能です。 例えば、Tゾーンなど、皮脂が出やすくテカリやすい部分は、重ね付けすることで、よりマットな仕上がりになり、化粧崩れを効果的に防ぐことができます。化粧直しに使う場合は、まず、ティッシュペーパーなどで、顔の余分な皮脂や汗を優しく押さえるようにしてオフします。 その後、プレストパウダーを気になる部分に軽く重ねるように乗せることで、化粧崩れを直すと同時に、肌に明るさを取り戻すことができます。プレストパウダーは、パフやブラシの種類によって仕上がりが変わります。 パフは、ふんわりとしたナチュラルな仕上がりになり、ブラシは、より薄づきで自然な仕上がりになります。お好みの仕上がりや用途に合わせて使い分けましょう。
用途 | 使い方 | ポイント |
---|---|---|
ベースメイクの仕上げ | ファンデーションの後、顔全体に軽くのせる | パフまたはブラシを使用。パフはふんわり、ブラシは薄づきに仕上がる |
テカリやすい部分 | Tゾーンなど、皮脂が出やすい部分に重ね付けする | マットな仕上がりになり、化粧崩れ防止になる |
化粧直し | 1. ティッシュペーパーなどで、余分な皮脂や汗をオフ 2. 気になる部分に軽く重ねる |
化粧崩れを直すと同時に、肌に明るさをプラス |